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電源とジッターの関係について
あけまして、おめでとうございます。

年末から現場や特許申請でごたごたしており、ブログの更新が滞っておりすいません。

今回、特許取得のため実証データを取る測定で、明らかになったことをASUKAブログを拝見の方だけにお教えします。

近年、クロックの精度をあげてもあまり意味をなさないことが明らかになっていますが、マスタークロックのジッターが電源の質によって変化するということは、あまり取り上げられていません。これは、能力の低い測定機を用いて判断しているのか、安定させることが難しいと判断しているのか、定かではありませんが追求させれいません。

外部マスタークロックで音が良くなる根本的な要因は、別電源にあります。

高価なクロックは、電源変動に対して強い耐性を持っているものが多いため、クロック精度が高い物がジッターが少ないという間違った認識を持つようになってしまいました。

クロック精度とは、16.000000000ときちっと発信することを指しています。

経年安定度など、1地年後に0.000000001ずれるだけとかは、オーディオに対しては、意味をなしません。

<電源ノイズがある場合>
電源に乗るノイズによる影響緑のラインは、電源の変動幅(ノイズ成分)です。
クロックの立ち上がりも拡大すると斜めに見えてきます。
真ん中の山がヒストグラムになります。2本の赤い横線の間を通る立ち上がり信号の分布です。

ノイズ成分175mV ジッター特性∓40ps

<電源ノイズを抑えた場合>
電源ノイズ制御により減ったジッター

ノイズ成分25mV ジッター特性∓20ps

ASUKAが、電源ノイズを抑えるために、電源ノイズフィルター特性を80dB以上の減衰特性にこだわったことが、実証できました。


今回測定に使用したオシロスコープ ・・・・ ROHD&SCHWARZ  RTO1024

電圧変動が、ジッターとしてあらわれる。

25mVの変動ですら、∓20psの揺らぎが生じます。一つの基板に他の部品とマスタークロックの電源が同じである以上、他の部品による電圧変動は避けれません。前項で言いましたが、外部クロックで音が良くなる理由の裏付けになると思います。

電圧変動を1mV以下にしなければ、ジッターの影響を防ぎきれるとは言えないでしょう。

1mVの電圧変動となると、元電源に重畳しているノイズの除去も重大な課題となってきます。

元電源のノイズ除去には、当社のAS-FIL1500-7をお勧めします。

今回の発信回路は、性能の良い物です。通常はもっと悲惨な波形が見れると思います。

ジッターの改善は、S/Nの向上と空気感などが改善され、より自然になってきます。

今年も、良い製品を製作していきます。ご期待下さい。
| 開発者 末岡 | ASUKAにおいて | comments(0) | trackbacks(0) |
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